コンセプト

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テロワールが溶け込んだ、手工芸のワインを。

緯度からいえば、もっと北国でもワインはできる。
しかし、積雪2mを超える雪国でのワインづくりはほとんど類をみません。
遅い春と早い冬の、それは短い期間に情熱と汗を注ぎ込み、
その年のワインになる葡萄を育てる。
厳しい自然に耐え抜いた果実を摘み、寒さの中で丹念に醸造する。
雪国でのワインづくりは手間も時間も呆れるほどかかりますが、
そのぶん岩見沢の風土がしっかりと溶け込んでいます。
ブランド<RICCA>について


私たちのワイン造り

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ワイン醸造への意思

IMG_20190922_094329.jpg岩見沢市宝水町のテロワールを深く理解し、この土地に合った品種の選定や栽培方法。そしてこの土地だからこそ出てくる味わい。これらを損なうことなくワインへ反映させるための醸造方法。
私たちは<人の手>が入るからこそ可能となる繊細さや暖かさがあると思っています。
時の経過と共に気候は変動し、ブドウ樹の状態は変わります。当然ブドウの質も毎年毎年異なります。ブドウが変わればそれに応じた最適な醸造方法を行い、携わる人々も長い目で見れば変化していきます。
様々な<変化>に寄り添い、私たちはその年がブドウに与えたものを信じ、その年のブドウを最大限に活かすワイン造りを行っています。

ワインスタイル

私たちのワインボトルにはブランド問わず<雪の結晶>があしらわれています。
この<雪の結晶>こそが私たちのワイン造りのキーワードになります。
雪には3つのイメージがあると考えています。

<冷たさ>

IMG_20190915_170103.jpg冬の寒い時期に深々と降る雪。触れるとその冷たさと感じることができます。
私たちがブドウ栽培を行っている岩見沢市宝水町は地形上、同じ岩見沢市の中でも冷涼な地帯です。
この土地から生み出されるブドウは冷涼な地域らしい凛とした綺麗な酸味を持ち、透明感のある引き締まった味わいとなります。
この特徴を生かすため、ステンレスタンクでの醗酵をメインで行い、細かい温度管理と発酵期間の設定によって、ブドウが持つ繊細さ・透明感を表現します。

<美しさ>

IMG_20191107_083437.jpg雪の結晶は六角形をしており、とても美しく神秘的な印象があります。
私たちのワイン造りにおける<美しさ>とは品種の個性と土地の個性です。
食用のぶどうも食べるとそれぞれ味わいが異なるのと同様、ワインもブドウの種類によって違った顔を見せます。
更には同じ品種であっても植えられている土地や地形によりブドウはまた違った顔となります。
香り高いブドウはスキンコンタクト等を行い香りを引き出す醸造法を、土地の個性がより多く反映される園地のブドウはシュールリーや熟成方法を変えることでワインの厚みやリッチなイメージを引き出し、土地個性をより際立たせる醸造法を行います。
それぞれの品種の特徴・植えられている土地の特徴を理解し、その年の最適な醸造方法を行うことで<美しさ>を表現しています。

<暖かさ>

030.JPG<暖かさ>はワインのバランスで表現しています。
例えば、食用ブドウを使用した宝水ワインシリーズは、短期間の熟成に留めてフレッシュでフルーティな印象を前面に出し、ブドウの糖分を少し残して発行を停止することで、酸味と甘味のバランスが整った口当たりの良いワインに仕上げます。
逆に、熟成を見据えた雪の系譜シリーズなどのハイブランドのワインについてはステンレスタンクや樽を使い分けて中~長期の熟成を行い、果実の風味と熟成した飲み口のバランスが取れるよう醸造しています。
熟成期間はその年のブドウの品質を見て毎年変更し、最も良いバランスを造り出します。
ワイン1種類ごとにバランスを考え、<冷たさ>と<美しさ>にアクセントをつけるのが<暖かさ>です。