RICCA

RICCAとは

RICCAとは、「むつのはな(六花)」を意味する言葉です。岩見沢宝水町は、フランスのボルドーと同じ北緯43°にありますが、その環境はボルドーとは著しく異なっています。ボルドーは4月に発芽し、11~12月に休眠となります。平均気温は岩見沢宝水町よりも4℃高くなっています。
しかし、ここ岩見沢宝水町では、雪が溶けてからゆっくりと温度が上昇していくため発芽は5月なってしまいます。収穫は10月中旬から下旬に行い、11月になると雪が降り始めます。ブドウの葉が落ちてから剪定(せんてい)―ブドウの枝を切る―作業となりますので、雪の中行うことが通例となっています。また、1月にもなると気温は氷点下となり、葡萄樹が凍害にあう危険性すら出てきます。
しかしそれを防ぐのもまた、「雪」なのです。気温が氷点下であっても雪の中は0℃を保っています。そのため、雪が降り、葡萄樹が雪に完全に埋まってくれさえすれば、凍害にあうことはなくなるのです。逆をいうと岩見沢宝水町のような気温の低い中、葡萄樹が雪に埋まっていなければ例外なくブドウ樹は凍害に合うと言えるのです。雪なしでは岩見沢宝水町でブドウ栽培は不可能なのです。
このように、雪が溶けてから葡萄樹は成長し、収穫を終えて葡萄樹が眠り始めるとそれを守るようにして雪が降り出す。ブドウが活動すると雪が休み、ブドウが休むと雪が活動する。岩見沢宝水町の葡萄は、このような形でブドウと雪との間には大きな関わりがあります。
宝水町での葡萄栽培は雪との関係がとても深く、これこそが宝水町の気候の大きな特徴だと考えています。RICCAは、宝水町の葡萄栽培においてなくてはならない雪を、雪のおかげで栽培できている喜びを表しています。
-RICCAは雪、RICCAは温もり-

RICCAラベルについて

RICCAのラベルには、宝水ワイナリーのコンセプトが込められています。
宝水ワイナリーのコンセプトは「テロワールの溶け込んだ、手工芸のワインを。」です。
テロワールとは土地に由来するワインの個性のことで、これは宝水町の「RICCA(雪)」が最も関係しています。そこで、宝水町のテロワールの最たるものとして、「雪」を入れています。
そして手工芸のワイン、つまり手造りワインを表すために白い胴の部分にレース編みのデザインを入れています。さらに雪の結晶のマークも、実はレース編みのものを使用しています。人の手が作り出す温もりや優しさ、そして繊細さを表現するために。
宝水ワイナリーでは、雪が与える“個性”と人だから出せる“繊細さ”を兼ねたワイン造りを目指しています。